改定 2015.2.21平山
甲山探鳥会の記録(5)
2014年度
講師:黒田捷洋
参加する人が徐々に増え、又、観察レベルも上達 した。甲山森林公園をホームグランドにするが、さらに観察技能を上げるために、シギ・チドリなどの水鳥、季節に応じた渡り鳥などを対象にして、観察地を拡げていく。参加者は自由参加とし、原則として雨天決行とする。実施日は毎月第3木曜日を原則として定例とする。MNC会員以外の一般参加も可とする。
月 日 | 場所 | 時間 | 天候 | 観察種 | 参加者 | 参加者名 | 備考 |
4月17日(木) | 甲山森林公園 | 8:00〜11:30 | 晴 20℃ 風力1 | 19 | 13+1 | 青山 今西 古賀 高山勝 竹井 沼田 野村 平井 平山元 松浦 山田逸 吉川 一般:古家(野鳥科):黒田 |
キビタキの歓迎 |
4月24日(木) | 甲山森林公園 | 8:00〜11:30 | 晴 20℃ 風力1 | 26 | 11+4 | 今西 竹井 沼田 野村 平井 平山元 松浦 松生 松田輝 山田逸 一般:深田夫妻、山取、猪俣:黒田 |
マミジロ初見参、コマドリ、オオルリ |
5月15日(木) | 甲子園浜 | 11:00〜13:00 | 曇のち雨 17℃ 風力2 | 24 | 7 | 青山・今西・大地・松浦・山田・山本:黒田 | |
7月7日(月) 8日(火) |
吉備中央町 八東ふる里の森 |
8:00〜 | 雨のち曇り | 18 | 9+3 | 青山、今西、岡田、軸屋、沼田、野村、山田稔、山田逸、一般:川井、深江、高橋:黒田 | ブッポウソウ、オオコノハズク |
〜16:00 | 曇 | 19 | アカショウビン、詳細記録 | ||||
8月21日(木) | 大坂南港野鳥園 | 10:00〜12:00 | 晴 28℃ 風力2 | 23 | 5+1 | 今西、平山、松生、松浦、枡本(一般):黒田 | 写真 |
9月18日(木) | 岩間山 | 9:50〜13:30 | 薄曇り 25℃ 風力1 | 16 | 7 | 青山、永井、平井、平山、松浦、山田逸:黒田 | タカの渡り 詳細記録 |
11月27日(木) | 甲山森林公園 | 9:00〜12:00 | 晴 15℃ 無風 | 17 | 14+1 | 青山、今西、大地、加藤、上総、竹井、沼田、野村、平井、平山、松生、松浦、吉川、西岡(一般):黒田 | 写真 |
12月18日(木) | 神戸森林植物園 | 10:15〜14:15 | 曇時々雪 2℃ 風力1 | 17 | 11+1 | 今西 大地 古賀 軸屋 沼田 野村 日笠 平井 松生 山田逸 、西岡(一般):黒田 | アトリの群れとアオバト (写真) |
1月8日(木) | 甲山森林公園 | 9:00〜12:30 | 曇一時雪 4℃ 風力1 | 25 | 14+4 | 青山、今西、大地、岡田、加藤、沼田、野村、日笠、平井、平山、松生、松浦、山田逸 一般:藤村、酒井、深田夫妻:黒田 |
写真 |
2月19日(木) | 北雲雀きずきの森 | 10:00〜12:00 | 曇時々晴 5℃ 風力1 | 21 | 14+1 | 青山 今西 大地 古賀 永井 中尾 沼田 野村 平山 松生 松浦 山田逸 吉川 藤村(シニア):黒田 | 写真 |
観察した鳥(日本鳥類目録順)
4.17(木) 甲山森林公園 |
4.24(木) 甲山森林公園 |
5.15(木) 甲子園浜 |
7.7(月) 吉備中央町 |
7.8(火) 八東ふるさとの森 |
8.21(木) 南港野鳥園 |
9.18(木) 岩間山 |
11.27(木) 甲山森林公園 |
12.18(木) 神戸森林植物園 |
1.8(木) 甲山森林公園 |
2.19(木) きずきの森 |
1.カルガモ | カルガモ | ヒドリガモ | ブッポウソウ | アカショウビン(声) | カルガモ | ハリオアマツバメ | カルガモ | アオバト | ヨシガモ | トビ |
2.キジバト | キジバト | マガモ | アオサギ | コノハズク(声) | キジバト | ハチクマ | ノスリ | コゲラ | カルガモ | コゲラ |
3.アオサギ | カワウ | カルガモ | ダイサギ | ミソサザイ | カワウ | トビ | コゲラ | ハシブトガラス | コガモ | モズ |
4.トビ | アオサギ | オナガガモ | コサギ | ホトトギス | アマサギ | ツミ | ハシブトガラス | ヤマガラ | カイツブリ | ハシブトガラス |
5.コゲラ | コゲラ | ホシハジロ | アマサギ | オオルリ | アオサギ | サシバ | ヤマガラ | シジュウカラ | キジバト | ヤマガラ |
6.ハシブトガラス | サンショウクイ | キンクロハジロ | ツバメ | キビタキ | ダイサギ | ハヤブサ | シジュウカラ | ヒヨドリ | カワウ | シジュウカラ |
7.ヤマガラ | ハシブトガラス | スズガモ | ホオジロ | オオアカゲラ | チュウサギ | モズ | ヒヨドリ | ウグイス | ダイサギ | ヒヨドリ |
8.シジュウカラ | ヤマガラ | カワウ | カワラヒワ | キセキレイ | コサギ | ハシブトガラス | ウグイス | エナガ | オオバン | ウグイス |
9.ヒヨドリ | シジュウカラ | アオサギ | セグロセキレイ | ウグイス | コチドリ | コガラ | エナガ | メジロ | ノスリ | エナガ |
10.ウグイス | ツバメ | ダイサギ | ヒヨドリ | イカル | アカアシシギ | シジュウカラ | メジロ | シロハラ | コゲラ | メジロ |
11.ヤブサメ | ヒヨドリ | コサギ | シジュウカラ | ホオジロ | コアオアシシギ | ヒヨドリ | シロハラ | ルリビタキ | ハシブトガラス | シロハラ |
12.センダイムシクイ | ウグイス | コチドリ | ウグイス | シジュウカラ | アオアシシギ | エナガ | ルリビタキ | ジョウビタキ | ヤマガラ | ツグミ |
13.メジロ | ヤブサメ | チュウシャクシギ | スズメ | ヒヨドリ | キアシシギ | メジロ | ジョウビタキ | アトリ | シジュウカラ | ルリビタキ |
14.シロハラ | エゾムシクイ | キアシシギ | サンコウチョウ | ハシブトガラス | ソリハシシギ | オオルリ | スズメ | ホオジロ | ヒヨドリ | ジョウビタキ |
15.ツグミ | センダイムシクイ | イソシギ | トビ | ハシボソガラス | イソシギ | カワラヒワ | セグロセキレイ | カシラダカ | ウグイス | スズメ |
16.キビタキ | メジロ | キョウジョシギ | オオコノハズク* | カケス | トウネン | ホオジロ | カワラヒワ | ミヤマホオジロ | エナガ | カワラヒワ |
17.スズメ | マミジロ | トウネン | コノハズク(声)* | ゴジュウカラ | コアジサシ | アオジ | アオジ | メジロ | ベニマシコ | |
18.カワラヒワ | シロハラ | コアジサシ | キセキレイ* | コゲラ | ミサゴ | シロハラ | ホオジロ | |||
19.アオジ | ツグミ | ハシボソガラス | トラツグミ | ハシブトガラス | ツグミ | カシラダカ | ||||
20. | コマドリ | ツバメ | *八東の森 | ツバメ | ルリビタキ | ミヤマホオジロ | ||||
21. | キビタキ | ムクドリ | セッカ | ジョウビタキ | アオジ | |||||
22. | オオルリ | イソヒヨドリ | ムクドリ | スズメ | ||||||
23. | スズメ | スズメ | スズメ | キセキレイ | ||||||
24. | セグロセキレイ | ハクセキレイ | セグロセキレイ | |||||||
25. | カワラヒワ | アオジ | ||||||||
26. | イカル |
記事
4/17:風もなく天気の良い探鳥会としては絶好の日和。シロハラ、アオジ、ツグミなどの未だ旅立っていない冬鳥とキビタキ、センダイムシクイ、ヤブサメなどの既に到着した夏鳥が一緒に見れた。既に到着していると聞いているクロツグミ、オオルリ、ノビタキは残念ながら確認できず。次回の探鳥会で期待したい。(松浦)4/24:ピリピリーと鳴くサンショウクイの声を聞きながらスタート。自由広場ではえさを探すマミジロを見て、仁川河原ではコマドリの声も聞けた。公園内の巣箱にはシジュウカラやヤマガラが出入りして子育てを始めるなど生き生きとした鳥たちの姿を楽しむことができた。(野村)
新緑の探鳥会に友誘い囀り聞きて歩く1万 深田
5/16:風強く、霧雨が顔に当たる。観察状況はあまり良くない。24種を確認した。13:00 雨脚が強くなったので干潮前に環境センターに引き上げて鳥合わせを行った。(黒田)
7/7・7/8:ブッポウソウは存分に観察できたがアカショウビンやコノハズクの声は聞こえたが姿を見ることはできなかった。しかし八東ふる里の森はブナ林に囲まれた緑豊かな森で存分に自然を満喫できた。(野村)
8/21:今日は展望塔からの観察のみであった。室内に入った時は蒸す感じだったが窓を開けると爽やかな風が吹き込み居心地も良くなった。南下するシギ、チドリ類主体の観察で丁度11時頃が干潮で干潟で餌を啄ばむ様子が良く観察出来た。ただ8〜10倍程度の双眼鏡では足の色がはっきりせずスコープの援けが必要であった。(松生)
9/18:ワクワクで岩間寺到着、京都野鳥の会の皆様が調査中の輪にそっと入れて頂きました。ほどなく頭の上を鳥の群れ、私には区別がつきません。サシバ、ハチクマと言っておられるのをお聞きするだけです。同じ方向に飛んで行きました。途切れては、2羽、数羽、次、次と同じ方向に飛んで行きます。一度でいいから見たかったタカ柱も、講師から教えて頂き、初めて見ることが出来ました。本当にラッキーで、感動でした。あっという間に12時、空を見ているだけでしたのに、おにぎりの美味しかったこと。(山田逸)
11/27:黒田講師からの話で11月に東北で営巣するオオヨシゴイがなかよし池に飛来し、野鳥愛好家で賑わっていた。しかし残念なことに、針が口に刺さり栄養失調で死んでしまつたとの事でした。本日は好天に恵まれ、青空に紅葉が映える中を進むと、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ等のカラ類の混群に出会い、異種間の暮らし方の一部を見た気がした。又ルリビタキ、ジョウビタキ、ヒヨドリの声を聴きながら心が癒されていくようです。なかよし池に出ると上空にはノスリが舞い、期待していたベニマシコは姿を見せてくれませんでしたが池にはカルガモが泳いでいた。今日はゆったりと楽しい時間を過ごさせて頂いた上 に黒田講師のお心ずかいでお手製の干し柿と柿をお土産に帰宅した。(大地)
12/18:鳥の餌となる実の生る樹木が多い神戸森林植物園を入って程なく、ルリビタキ(オス)が路上で”私を見て”と言わんばかりに長時間そこに留まってくれたので、心行くまで観察が出来た。ウサギ園の横では、アオバトが2羽イヌザンショウの木に止まり、実を食べては休憩しを繰り返していた。余程イヌザンショウの実が気に入ったのか、私たちが見飽きても、一向に動く気配がない。その後アトリや池の氷上を歩くホオジロなどを観察。後半には雪も降り出し寒い一日だったが、初めて出会った鳥たちをじっくりと観察でき、しかも黒田さんから柿のプレゼントまで頂いて、幸せを感じる観察会だった。(古賀)
1/8:雪が舞っている寒い朝でしたが、今年は鳥の名前、鳴き声、美しい姿を少しでも知りたいと9:00森林公園事務所前に集合参加いたしました。鳥達は寒さ対策で体をふっくらとふくらませながらも元気にさえずり、姿を見せてくれました。林の中の小さな鳥はなかなかゆっくりと見せてくれません。シロハラ位の大きさになり意外と近くまで留まってくれる鳥には感謝です。五ケ池,なかよし池の水鳥はゆっくりと美しい姿を堪能しました。カラスがクスノキ、ナンキンハゼの果実が付いた枝をパキンと折って地上に落して食べている姿を見かけます、小鳥は枝の先の先まで行って果実をとることができますが大形となるとそうも行きません。小鳥は地上で採食するリスクがあり危険です。鳥と植物は大切な関係にあり、何を食べているのか知るのも楽しみです。先日カラスが多数飢え死にしたニュースに驚いています。賢い鳥なのに。休憩の甘い吊るし柿には皆さんと一緒に大喜びでした。何時もありがとうございます。お天気も回復してゆったりした探鳥会でした。(岡田)
雪が舞う探鳥会は初仕事元気もらうは鳥の鳴き声 深田
2/19:太陽に照らされた雪が途中でとけて雨になるかならないような天気に、鳥たちがかくれんぼを楽しんでいるようでなかなか見つからないという感じの始まりだったが、青空が出てくると群れで出てきて双眼鏡を使い慣れない初心者にも見やすく、コゲラが木の周りを回ったりベニマシコが目の前で枝に揺れたり♂の赤さに比べ♀のシックなことなどじっくり観察できた。学食の昼食予定が春休みで急遽三田屋の豪華ランチになりラッキーな一日だった。(吉川)
撮影 青山さん(クリックで拡大)
甲山森林公園(4.17)
吉備中央町&八東ふる里の森(7/7.7/8)
岩間山タカの渡り(9/18)
甲山森林公園(11/27)
甲山森林公園(1/8)
北雲雀きずきの森(2/19) クリック拡大
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