UP 2007.6.10 HRY
―自然環境体験学習―
有馬富士公園での「生き物つながりたんけんたい」
■日時:2007.6.8(金) MNC 09:10〜14:00 児童 10:00〜14:00 ■場所:有馬富士公園一帯および自然学習センター ■対象:宝塚市立末広小学校3年生51名 1組 1〜3班 25名 (秦 先生) 2組 4〜6班 26名 (杉山先生) ■MNC:14名 |
末広小学校では本年度「生き物のつながりを見つけて、人も自然もお互いに支え合って、生かされていることを学習する」ことを3年生の学習の目的にすると定められた。どこにどんな生き物がいるか、学校外の自然に近い状態で、観察し、捕獲して調べるため、第1回目は兵庫県立・有馬公園で、武庫ネイチャークラブ・スタッフがサポートして「生き物つながりたんけん」の学習が行われた。
有馬富士公園(有馬富士と福島大池) |
出会いの広場で皆で元気に挨拶ののち、6班に分かれてMNCスタッフが引率して、花の道→鳥の道で、色々な生き物を捕まえて観察しながら、ターザン広場付近で、ゆっくり探索ののち、水辺の生態園周辺まで進み、トンボや水辺の昆虫、菖蒲園では白、黄色の蝶を追いかけた。
―朝の挨拶―
朝の挨拶 青木代表とMNCスタッフ |
末広小バス到着 |
6班に分かれてスタート |
網と虫かごとルーペを持って |
児童は皆生き生きと飛び回り、小さな虫も喜んでつかまえて観察。広々とした自然環境の中に入り込み自由に行動できる経験がいかに大切か、天候のせいもあって多くの生き物に接することは出なかったが、学習の目的の一端にふれることができたと思われる。
―花の道、鳥の道、ターザン広場―
花の道で植物を観察する |
てんとう虫を見つけました |
毛虫はやがて蝶になるのよ |
ターザン広場のささの迷路に入る |
ささのたけのこ発見 |
トンボの押さえ方はこうするの |
―水辺の生態園で―
しかし、昼近く、一転にわかに真っ黒な雲に覆われて、近くで落雷を伴う雨となる。安全第一の待機を余儀なくされたため、後半のルートはパスして自然学習センターへ。
水辺でシオカラトンボを追う |
水辺の講堂で楽しいお弁当 |
池の水鳥(カワウ、アオサギ)を見ながらお弁当 |
天候急転、雷雨の中を学習センターへ戻る |
此処では三田の中学生がトライヤルウイーク学習で、児童に昆虫始めセンターの展示について若々しい口調で説明をしてくれた。
―自然学習センターで―
トライヤルウィークの女子中学生の案内 |
いろいろな昆虫を覗く |
トライヤルウィークの男子中学生の案内 |
―まとめ・発表―
各班のサブリーダーが感想発表 |
最後、充分な時間が取れず、生き物についてのまとめをする時間がなかったが、各班の代表から、楽しかった、色々な虫をつかまえた、捕まえたトカゲが虫カゴ中で小さな虫を食べるのを見たよ、トンボの羽のつかみ方を教えてもらった、雷が怖かったなどの感想が寄せられた。
先生からは学校へ帰ってから皆の感想を聞いて、有馬富士公園での体験学習のまとめをしましょうと結ばれた。7月、10月もこの3年生と共に、また野外自然環境学習に出かけることになっているので、さらに学習の目的に添えるようしたいと願っている。
後日、児童の皆さんからお礼の文集が届きました |
MNCスタッフ
<スタッフ> 班と生徒数 MNC担当 1班 8名 山田、木下、(青木) 2班 8名 加藤、西山、(平山) 3班 9名 坪田、菅 4班 9名 岡田、打川 5班 9名 松田、石崎 6班 8名 藤井、北垣 総括:青木 記録:平山 |
写真・編集 平山
武庫ネイチャークラブ