UP 2007.3.26 HRY
生き物のつながり探検
―学校の生き物探しと食物連鎖―
 ■日時:2006.10.2(月) 10:00〜12:15
 ■場所:宝塚市末広小学校 教室・校庭など
 ■対象:3年生2学級50名 理科授業
 ■MNC:25名
◇学校の指導方針
1.身近に見られる昆虫などの生き物を調べ、見いだした問題を興味・関心を持って追求する活動を通して、生物を愛護する態度を育てる
2.生物同士の関わり、虫と植物など他の生物との関わりを調べ、生き物同士が食べたりすみかにしたりして関わりながら生きていることを理解する



◇授業の進め方
(1)10:00〜10:25 視聴覚室
  全員にPPTの画像を使用して目に訴えながら「地球上で一番強い生き物は何か、学校や身の回りで見ることができる強い生き物は何?
  カラス?トンビ?と投げかけ、また強い生き物は何を食べ、また食べられる生き物は何を食べて生きているのか、カエルや蝶、トンボは?
  木の実や植物を食べている生き物は?等々問題意識を持って校庭や周辺の花壇・畑を廻ってどんな生き物がいるか調査したり採取する。

  
「学校にはどんな生き物がいるか調べ、強い順番に並べた生態系の生き物のピラミッドを作ろう」
(2)10:25〜11:00  校庭・花壇・畑
  生き物探し:各班児童8〜9名づつ6班に分かれ、各班にMNCスタッフ3名づつ配置
   1名:生徒と相談しながら調査場所設定・タイムキーパー・安全チェック
   1名:生徒と一緒に土掘りなどの補助
   1名:生徒と図鑑調べ・記録など
  昆虫網、虫かごや採集ビンを持って熱心に走り回る児童、花壇の下や落葉の下、畑などスコップで土を掘ったり、なじめてイモムシやミミズや土の中の虫に触る児童もあり、教育委員会の先生方の見学もあったが、このように実際に生き物にさわりながらの体験を通しての授業は児童にとっては大変良い経験だと言われてた。

(3)11:00〜11:45 視聴覚室・理科室
  生き物ピラミッド作り:△の紙を6段に分けて:強い順に絵をかく。天気が悪く観察・採取できた種類が少なかったので、今日いなかった生き物も入れてもらう。スタッフが説明しながら、どの段に入れるのか苦労しながら終了

(4)11:45〜12:15 まとめ、各班発表 視聴覚室
  児童の感想で生き物集めでは、土の中の生き物に一番興味があったようだ。時間が足りず、充分なまとめにならなかった班は今後の授業で補ってもらうが、理論は別として、人間も含めていろいろな生物が生きていく上の食物連鎖について理解してもらえたかと思う。
写真・編集 平山

武庫ネイチャークラブ


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