感想

　夙川でバードウォッチング ? 武庫川の間違いじゃないの ? 今回の探鳥会の案内を見た時、私は瞬間的にそう思ってしまいました。住宅街だし川と言っても小さな川で両岸の木もそれほど多いというわけではないし・・・、そんなところに鳥はいるのかな、しかし、今日は天気もいいし、まあ久しぶりに夙川に行ってみるか、それが集合場所に行くまでの私の偽らざる気持ちでした。
夙川駅の前には30人近い参加者の人だかりができていました。最近にない盛況です。まず、最初はカルガモ、「カルガモくらいはどこでもいるよね」でしたが、夙川右岸の片鉾池で足が止まりました。カワセミ、メジロ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ホオジロ・・・たくさんの鳥が次から次へと出てきて小さな池のほとりを飛び回っていました。ここで夙川に対する認識が変わりました。「ここは思っていた以上に鳥が多い」その後もいろいろな鳥が出てきましたが、今日のハイライトは何といってもイカルでした。高い木の上に暖かい日差しを浴びながら数羽のイカルが長い間止まっていました。大きな黄色いくちばしが目立ちます。私自身イカルはこれまで数えるほどしか見たことがなかっただけに本当にラッキーでした。夙川、一人でまた来てみたい探鳥地です。（堀田）