UP 2020.1.10 HRY
MNC山歩会 2020年1月例会
東六甲 赤子谷左俣を歩く
 ◇ 日時:2020年(令和2年)1月6日(月)、天気 晴れ
 ◇ 集合:9:00 JR生瀬駅
 ◇ 行先:赤子谷・岩倉山(488m)・行者山(415m)

 ◇ 参加者:MNC山歩会 17名(男8、女9)、リーダー: 田中

ルートタイム
JR生瀬駅9:00…西宝橋9:40…ケルン3分岐9:50…赤子滝10:10…ゴルジュ10:30…赤子谷支流生瀬道分岐10:40…赤子谷左俣源流11:30…鉄塔#25 11:55…岩倉山12:10…反射板12:15(昼食)12:45…行者山13:25…西山団地バス停14:20…逆瀬川駅
Route Map

生瀬にある赤子谷には、右俣と左俣があります。とりわけゴルジュで有名な左俣は、大小の滝が続き沢歩きの醍醐味が味わえます。ゴルジュとは、フランス語でのど元の意味。垂直な岩壁に挟まれた峡谷のことです。令和2年山歩会初歩きは、ゴルジュで有名な赤子谷左俣の沢歩きから始まりました。当日は、お天気続きで水量が少なく、その上暖かく沢歩きには絶好のコンディションでした。集合時間より早く集まられた参加者の皆様は、新年の挨拶を交わされ、沢歩きを楽しみにされていらっしゃる様子でした。
本文
「生瀬水路」
 生瀬駅横のスペースを借りて、ミーティングとストレッチ。危険であることをアピールして出発。新しく開発された住宅を抜けると水路道へと続きます。かっては、住民の生活水の役割を果たしていた水路ですが、今でも自治会の皆様の掃除が行き届き気持の良い散策道になっています。JRの鉄橋、近くの山々、温泉の跡等々趣の深い風景が、ここには広がっています。

生瀬水路を歩く

JR鉄橋と琴鳴山

谷川をわたる水路
 水路の途中右手に古びた建物が見え、左手小さな板を渡してあるところが、尾根のとりつきです。山林の尾根の突き当りでロープがあり下ります。すぐ先に西宝橋があり、続いて丸太の木橋があり、いよいよ赤子谷へと入っていきます。小さな沢を渡った先に3分岐ケルン現れます。ここが、「左俣・右俣・中央尾根」の別れ道です。

落ち葉の山道

赤子谷左俣を渡る
「赤子滝」
 ここまでは、お喋りをしながら進めましたが、渡渉が始まり流木や流石が多くなり無口になりました。二つの堰堤を越えた先に美しい赤子滝出現。右からロープを使って左手に滝を見ながらの堰堤越えは、今日一番の難所。皆さん慎重にサポートしたりされたり、助け合って無事通過。

赤子滝

赤子滝堰堤を越える

赤子滝で
「ゴルジュ」
 すぐ先に待ちに待ったゴルジュが現れました。切り立った岩壁に挟まれた峡谷は、神秘的で迫力がありしばし見とれました。入口から出口が見通せるゴルジュですが、荘厳な雰囲気が感じられハイカーに人気があることを実感させられます。今日は、好天気で明るく水量も少なく助かりました。

ゴルジュ入口

ゴルジュ中間

ゴルジュ出口
「沢歩き」
 ゴルジュを抜けると河原が開け「生瀬道方面」との分岐でしばし休憩。右に進むその先左手に落差の大きい滝が待っていました。ほっとする暇がありません。ここからは、斜めになった岩や段差のある岩に足の置き場に苦労しながら、大小の滝を越えていきます。ロープに助けられた、テープを探しながら右、左と渡渉繰り返しながら沢を詰めていきます。最後急登を登りきると六甲縦走路手前の鉄塔に出ます。

3段の滝越え ロープの助けを借りて

大小の滝が続く

赤子谷源頭付近のきつい登り
「岩倉山」
 鉄塔整備の仕事をされていた人に出会い、12時は過ぎていたのですが、先ずは岩倉山で初詣することにしました。無事登れた事に感謝し、無事下れることをお願いして、反射板前で昼食にしました。暖かいお日様のもと眼下には、素晴らしい景色が広がっていました。

鉄塔に出てきた

岩倉山初詣

阪急電車反射板で昼食

反射板前で

反射板前からの展望
「行者山」
 午後からは、行者山への登りが少しあるだけで後下るだけですが、ゴロゴロした道なので油断はできません。この山には、たくさんの野草が見られますが、今日は、景色を楽しみました。皆さん気を引き締めて逆瀬川、反省会会場へと向かいました。

行者山
<行者山からの展望>

宝塚市街 遠方に比叡山

甲山と大阪湾

関空・紀淡海峡・友が島
お疲れ様でした。お正月太りの我が身は、重くて前を歩くだけでしたが、皆様の健脚とチームワークの良さ、頑張りに感謝します。

新年反省会

 令和に乾杯
「初登山 シニア仲間と 泣き笑い」       幸生
文/田中冨、俳句/中村幸、写真/平山、編集/平山
武庫ネイチャークラブ 山歩会

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