UP 2018.5.24HRY
2018年度宝塚市立末広小学校3年生 環境体験学習支援実施記録
生き物つながりたんけんたい(春季編)
■日時:2018年5月18日(金)8:50〜11:30  天候:曇り
■場所:末広小学校校庭・武庫川河川敷
■目的:1年を通して、一生懸命に生きている草や虫などの生きものの姿を観察しよう
■対象:3年1組 31名、 2組 30名
     (担任の先生 名児耶先生、藤井先生、付き添いの先生2人)
■MNCスタッフ:14名

学習の目的

今年度最初の学習支援である。四季を通して、生きものの生きている姿から生きものがどのようにつながっているかを観察し、五感を通して自然について学習する。

活動の流れ

8:30 MNCスタッフ学校北門付近に集合
8:50 児童視聴覚教室に集合 はじめの挨拶 環境体験学習について
9:00 事前学習 花の話 観察の説明

1組                        2組
9:10 学校を出発河川敷へ         9:10 校庭での生きもの観察
9:20 河川敷着 観察
10:10 観察終了 学校へ          10:00 校庭での観察終了 河川敷へ
10:20 校庭での生きもの観察       10:10 河川敷着 観察
11:10 校庭での観察終了          11:00 河川敷での観察終了 学校へ
                  児童感想の発表
11:30 終わりの挨拶

はじめのあいさつ

〜事前学習・花の話・観察の説明〜

 5はじめの挨拶をしたあと、石原さんから花の話や観察の説明。今回は、今年1回目の生きものたんけん隊の学習である。河川敷では小さな花がたくさん咲いている。ドングリがなっている木もある。観察を楽しんでほしい。校庭の花壇にはみなさんが植えた野菜や花がある。食べられるように、種が飛ぶところまで、しっかり育てよう。花は、大きな花や匂いのする花、色の違う花など、いろいろな花がある。花は、花粉をとばしたりして、自分たちが生きていくために工夫している。柿の花も咲いているので見つけよう。等の話を聞いた。

いよいよ探検に出発
観察は、身体の五感を使って(見る・聞く・臭う・触る・味わう)。

〜校庭での観察〜


〜武庫川河川敷での観察〜

児童の感想
・虫や花がいっぱい捕れてうれしかった。
・花の蜜を吸ったりビオトープでもいろいろわかって楽しかった。
・いろいろな自然を感じられた。
・ドングリに芽が生えていて不思議だった。
・コゲラの赤ちゃんが、こういうふうにお母さんコゲラから餌をもらっているんだなというのが見られた。等々
この後、終わりの挨拶で子供たち全員から、「ありがとうございました。」のお礼の言葉があった

終りの挨拶

                             班分けと担当

1組  1班・坂本  2班・沼田  3班・木茂  4班・石原  5班・新宅  6班・小山

2組  7班・村上  8班・多田  9班・小林  10班・高山(勝) 11班・高橋・山本 12班・斉藤・石堂

                        総括:石原   記録・写真:村上

◇◇◇

雑感
 校庭と武庫川河川敷で生きものの観察をした。校庭は身近な場所だが花壇やビオトープ・周りの木々などを観察すると、気づかなかったことや新たに生息している植物などを見つけることもできた。子どもたちだけでなく我々スタッフにとっても発見が多かった。武庫川河川敷は、市街地の学校のそばにあるが、思っていた以上に生きものが多かった。ドングリが芽を出している様子も見られた。植物が色とりどりの花をつけていて、「お花畑みたい」と言いながら楽しそうにしている子どもや、花飾りを教え合いして作っている子どももいた。咲いている花の種類が多かったが、事前に花の名前を同定していたスタッフにも感謝。また、コゲラの幼鳥が親鳥から餌をもらう様子を間近に見られた。見ていた子どもたちにとっても驚きであり感動したことだろう。昨年までの宝塚神社・平林寺から、今年は校庭と武庫川河川敷に変更したがより充実した体験学習ができたと感じた。
武庫ネイチャークラブ

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