UP 2018.1.16HRY
MNC山歩会2018年1月例会
新春の比叡山
雲母坂~大比叡〜坂本

≪修学院からの比叡山≫
◇ 日時:2018年1月15日(月)  天気 曇のち晴れ
◇ 集合:9:15 叡山電鉄 出町柳駅
◇ 行先:比叡山(大比叡848.1m)
◇ 参加者:MNC山歩会 9名(男4、女5)
        香川(リーダー)、軸屋、松田輝、中尾、田中、高橋美、竹内、小山、辻井(一般)
昨年も計画されたものの、大雪で中止となった比叡山。今回も当初予定していた1月8日(月)は、雨のため15日(月)に延期。前日迄の寒さは和らぎ、暖かい1日でした。午前中曇り空だったものの午後からは青空も見え、京都北山の景観はもとより、琵琶湖や雪景色の伊吹山もよく見えました。新春にふさわしい比叡山山行となりました。
コースタイム
修学院駅9:30→雲母坂登山口9:50→十字路(東山73)11:20→ケーブル比叡駅12:30→ガーデンミュージアム比叡駐車場バス停(12:45~13:35)→大比叡(848.1m)→根本中堂14:15→ケーブル延暦寺駅14:31・・・ケーブル坂本駅15:10→日吉大社参道15:25(解散) 歩行約10km

Route Map

本文

「雲母坂」
 雲母坂(きららざか)は平安の昔から比叡山と都を結ぶ主要路で、法然、親鸞、日蓮などの高僧も行き来し、千日回峰行が行われた道でもある。
叡電出町柳駅9:22発の電車に乗り、修学院駅9:29到着。白川通りから音羽川の右岸を上流に向かう。目の前に比叡山が見える。道路は凍結してすべりやすく歩きにくい。雲母坂登山口には9:50頃到着。登山口で出会ったアメフト部(3人)の学生に聞いたところ、アイゼンの必要はないとのことで、もし必要なら途中で装着することにしました。スパッツを装着し、軽くストレッチをした後、10:05出発。雲母橋を渡るといきなりの急登。約30分ほど歩いて、初めての休憩。雪は残っているものの、アイゼンの必要なし。2度目の休憩は、ヒノキ林の十字路(東山73)で、京都北山の景観が一望できました。

雲母坂登山口

ヒノキ林の十字路(東山73)
「ケーブル比叡」
 山道には雪が積もっていたが歩くのには問題なく、穏やかな登りが続く。ヒノキ林から抜け出し、無線中継アンテナのある広場へ出て、ケーブル比叡駅に12:30到着。最初ここで昼食の予定でしたが、冬期休業中とのことで、建物や施設は閉鎖されトイレも使用できず、昼食は別の場所にしました。ミュージアムの金網フェンス沿いの道を進み、ガーデンミュージアム比叡駐車場に12:40到着。ここにはバス停のベンチもあり、トイレもあるということで、昼食場所に決定。午前中曇り空だったものの、この頃から青空が広がり、風もなく暖かくなりました。

ケーブル比叡駅

ガーデンミュージアム比叡駐車場前バス停
「大比叡(おおびえ)」
 比叡山頂駐車場バス停の向こうに、こんもりとした森があり、駐車場左側を進み、車道を少し登ると、テレビ局中継地に着く。中継施設左手前の小高い所に、三角点(848m)があり、ここで集合写真撮影。三角点は立ち木に囲まれた高台にあり、展望はない。

大比叡一等三角点
「根本中堂」
 テレビ局中継地の横を東に進み、道を下って行くと工事現場に出る。そこを東に少し進み、階段を降りると阿弥陀堂裏に出る。阿弥陀堂から根本中堂前に出るが、根本中堂は現在大規模な工事中でおおいに囲まれていた。そこから車道を10分程下ると、ロープウェイ延暦寺駅に着く。着いたのが14:31で、15:00発のロープウェイに乗る。乗車時間は10分で、かなり長くかかった。

延暦寺東塔と阿弥陀堂

ロープウェイ延暦寺駅
「坂本」
 坂本は日吉大社の門前町として有名で、穴太積み(あのうづみ)と呼ばれる石垣の横を通り、日吉大社参道を下ってJR坂本駅に向かう。途中で解散式を行い、2人はそのまま坂本駅へ直行。残る7人で有名な蕎麦屋「鶴喜そば」へ行き、反省会を行った。
【あとがき】
 大地リーダーが前日体調を崩し(風邪)、急遽香川がリーダーとなりました。私(香川)にとって、初めてのコースでやや不安でしたが、数年前平山会長がいかれた時の報告書を参考にしたり、前日大地さんと電話でお聞きしたことや大地さんから送られてきたメール参考にしたりして、何とか実施することが出来ました。途中何度か迷ったときは、小山さんからの適切なアドバイスが大変助かりました。 MNC山歩会今年初めての山歩きでしたが、好天にも恵まれ本当に良かったです。
文・写真/香川、編集/平山

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