UP 2017.10.12 HRY
MNC山歩会 2017年10月例会
山歩会 丹波 白髪岳と松尾山
 ◇ 日時:2017年(平成29年)10月9日(月)祝日、天気 快晴
 ◇ 集合:9:00 JR古市駅
 ◇ 行先:篠山市 白髪岳(721.8m)、松尾山(687m)
      歩行13km(登山路6km) 標高差500m 健脚向き(岩場・ロープあり)
 ◇ 参加者:11名(男6名、女5名)
         坂本、松田輝、田中、高橋美、永井、香川、中村、藤野、竹内、小山、大地(リーダ)

白髪岳・松尾山は福知山線沿線では最も人気の高い山です。岩稜の雄々しい白髪岳と、歴史を秘めた優しい姿の松尾山は好対照で、二つ並んだ姿はめおとのようです。白髪岳はふるさと兵庫50山に選定されています。
コースタイム:
古市駅9:00→住山登山口10:00→白髪岳登山口10:30→白髪岳山頂(12:00〜12:30)→松尾山山頂13:30→高仙寺遺跡群→不動の滝14:45→住山登山口15:15
→古市駅16:00(古市発16:15)
Route Map

本文

「住山」
 JR古市駅前でコース・注意事項説明・ストレッチ後、9:10出発(10名)。駅右手に道をとり、国道372号をめざす。道標「右はりま 左大坂ありま」を見ながら進み、JR線路を渡り、Y路を右手にとり、国道とわかれる。天神川沿いの農村集落を進む。秋の風物詩、柿・黒大豆・コスモス・ゲンノショウコ・ミゾソバ・アキチョウジなどが迎えてくれた。

古市 丹波街道の道標(左:大坂・ありま道 右:はりま道)

住山集落を歩く(正面白髪岳)
<住山沿道の植物>


黒大豆

コスモス

ゲンノショウコ

ミゾソバ

アキチョウジ
 50分ほどで住山登山口に10:00に着き小休止。ここを左手にとり、ワン谷林道に入る。集落を過ぎると、ススキ・茶の花・栗、そしてスギの植林帯と進む。マツカゼソウが林縁に見られた。10:30白髪岳登山口に到着。ここでひと電車遅れた一人が追いつき、11名で白髪岳に向かう。

住山登山口(左:ワン谷林道、右:寺谷林道)

茶の花

林縁のマツカゼソウ
「白髪岳」
 左手の山道を進むと急な上りになり、途中2.3度止まり呼吸を整えながら丸太の階段を上っていくと、ついに尾根に出て展望が開けた。ここから露岩の道をロープや鎖に助けられながら進む。鎖場を慎重に進み無事通過。アキノキリンソウが岩場にけなげに咲いていた。

白髪岳登山口

白髪岳への急登

岩場は慎重に

岩場のアキノキリンソウ
12:00白髪岳頂上に到着。360度の展望、記念写真後昼食、珍しいヤマナシ漬けやリンゴを仲間からいただく…美味。

白髪岳山頂で
「松尾山」
 12:30頂上を後にし、両側に張られたロープを伝いながら北斜面を急降下し、尾根筋に下り、松尾山に向かう。文保寺への分岐を過ぎ最後の急斜面を登りきると松尾山頂に13:00着。別名高仙寺山。山頂は酒井主水介氏治の城跡。記念写真撮影。

白髪岳を急降下

松尾山山頂で
柴栗拾いの後、千年杉の横を通り、ロープの急斜面を下り、卯塔群へ、少し休み、マムシグサが見られる杉木立の中を進み、本堂跡へ。跡にはアケボノソウが咲いていた。水溜まりがあり、湿った場所に咲くリンドウ科センブリ属の花。誰かの「黄緑色の蜜線と黒紫色の細点を曙の空の月と星に喩えた」に納得する。ここから下りには入り、不動の滝へ14:38着。小滝ながら風情のある滝、流れで手を洗う。沢沿いに下り、林道に出ると、住山登山口は近い(15:00着)

千年杉

マムシグサ

アケボノソウ

不動の滝
住山集落の民家にトイレをお借りする。ありがとうございました。数名が黒大豆枝豆を購入。来た道を戻り、駅手前のコンビニで飲み物を買い、16:00駅前にて解散式。ジュースと缶麦酒で乾杯。
 今日は参加者の体力・気力が揃い計画通りのペースで安全に終わることができた。事前に用意したハチ退治噴霧器も使うことなく終わり、ほっとしました。参加された皆さん、13km・2万歩以上お疲れさまでした。(大地 記)
記録・写真/大地、編集/平山
武庫ネイチャークラブ

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