UP 2014.5.31HRY

平成26年度宝塚市立末広小学校2年生 自然体験学習支援

校庭の生き物さがし
 ■日時:2014.5.27(火) 9:00〜12:00
      天気 晴
 ■場所:宝塚市立 末広小学校 視聴覚室・校庭・教室
 ■目的:何気ない草や虫の活動にも、生きるための工夫がいっぱい
      たくさんの不思議を発見しよう!
 ■対象:2年1組 篠田先生 児童35名(1〜7班)
      2年2組 山本先生 児童34名(8〜14班)
      宝梅中学2年生(トライアル)4名
 ■スタッフ:MNC18名
 学校の中にいる生き物を観察しよう。校庭のどんなところでどんな生き物が何をしているのかな。花壇・木の葉っぱの表や裏・草むらの中・石の下・枯れ葉の下など、校庭で遊んでいるときには、気がつかなかったことを今日はたくさん発見してみましょう。

スケジュール

 9:00  スタッフ北門前に集合 
 9:35  児童 視聴覚教室に集合 はじめの挨拶
 9:40  事前学習 花と虫のお話
10:10  校庭に出て生きものさがしに出発
10:50  生き物探し終了・トイレお茶を済ませ教室へ
11:00  草木や虫の絵描き
11:40  校庭の生き物地図作成・児童感想発表
12:00  終わりの挨拶。終了

はじめのご挨拶


武庫ネイチャーの皆さん、よろしくお願いします(児童)

校庭でどんな生き物がどんなことしているか見てみよう(軸屋)

事前学習(花と虫のお話)

<花と虫のお話・おしべとめしべ・種のでき方・アリとアブラムシとテントウムシの関係等パワ−ポイントを使って説明>

お花は何のために咲いているのでしょう。お花にはめしべとおしべがあって、おしべの花粉がめしべにつくと実がなって種ができます。おしべとめしべを探してみよう。おしべをさわると花粉が手に付きます。種ができていないか観察してみよう。
草と虫のつながりをよく見てみよう。花にきた虫は何をしているのかな。蜜を吸いますが、花粉を運んでくれます。
葉を見てみよう。葉に卵を産んで、幼虫は葉っぱを食べます。葉っぱと間違えそうな虫、木の枝に似た虫、鳥の糞のような虫、どうしてそんな色や形をしているのかな。アブラムシはテントウムシに食べられてしまいますが、蜜をアリさんにあげる代わりにテントウムシを追い払ってくれます。生きるためにいろいろな工夫をしていますね。

<お花のおはなし>

    

<虫のおはなし>

 
         

生き物さがし・校庭の草や虫の観察

校庭の草や虫を観察する。ビオト−プ周辺は生き物が多く、アメンボ−・オタマジャクシ・トンボ・ミカンの木にはアゲハの幼虫・ヨモギにつくヨモギハムシ等。

ツツジのオシベとメシベを見る

先生この虫は何?

ルーペで観察する

ビオトープ周辺には生き物が多いです 

アメンボ捕まえたかな

カキノキには花が咲いています
 
てんとう虫の好物アブラムシ

テントウムシの幼虫

どんな虫を掴まえたでしょう
草木や虫のお絵かきと校庭の生き物地図作成
観察した草や虫を容器に入れて教室に持ち帰り、自分の採取した草木や虫を絵に描いて、どこにあったか1班から順番に校庭地図に絵を貼っていきました。各班の作業の様子です。2〜3枚画いた児童もいます。

自分が見たり捕まえたりした生き物の絵をかきます

<各班の絵>

 
   

校庭の地図に絵を貼り付けていきます

2年1組
 
2年2組
児童感想発表・終わりの挨拶
児童一人ひとりから描いた絵について気づいたことや面白かったことをお話していただきました。
* 生き物さがしと植物も観察できてよかった。
* いっぱい虫が分かったことがうれしかった。
* 1年生の時と同じ楽しさを感じた。
* 武庫ネイチャ−の人達と観察できたのがうれしかった
校庭には、たくさんの草花や小さな生き物がいました。花と虫のつながりが理解できたかな。校庭の生き物地図を作ってみると、校庭のどこにどんな生き物がいたのかよくわかりますね。ビオトープ周辺は他の場所より生き物が多く見つかりましたが、住みやすいのでしょうね。これからも夏、秋と季節を変えて観察しましょう。捕まえた虫は元のところに返してあげました。
担当/軸屋、文/水野、写真/多田・平山、編集/平山

武庫ネイチャークラブ

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