UP 2013.10.19 HRY

平成２５年度・光明小学校1年生自然体験学習支援

校庭には「しぜんがいっぱいです」「しぜんとおともだちになろう」

〜学習の目的〜

　子供達は入学して6カ月が過ぎ学校生活に慣れてきた頃です。子供達を取り巻く身近な学校環境の中にも素晴らしい自然がたくさん目に付きます。春に花を咲かせた草や木も水と太陽の恵みを受けて大きく成長し実を付けています。また、虫たちも冬仕度を始めています。
　これらの草や木、虫たちに触れてみたり、匂いをかいだりと体全体を使って自然に近づき、生き物が生きていくためにどんな工夫をしているのか、どのように助け合っているのか等、自然の不思議を発見し、子供達の心が自然に対して開いて行くように期待して、ＭＮＣスタッフがお手伝いをしたいと思います。
その後、教室に戻り、ダンボールの画用紙に葉っぱやドングリを貼り付けて自由にお絵かきをして、身近な自然を感じてもらうようにしました。

スケジュール

9：00　　　　　　　ＭＮＣスタッフは北門付近に集合、多目的教室（４階）に移動、諸準備 　9：35　　　　　　　児童・ＭＮＣスタッフは東玄関前に集合 　　　　　　　　　　　清水先生から挨拶、軸屋さんから学習の目的について説明 　9：40〜10：20　　９班に分かれて、各班リーダーとともに観察 10：20〜10：40　　児童は休憩、スタッフは教室でお絵かきの準備 10：45〜11：50　　葉っぱのお絵かき 　　　　　　　　　　　１組は村上さん、２組は木下さんから学習の説明 11：50〜１2：10　児童から作品の発表 　　　　　　　　　　　軸屋さんから学習のまとめ、清水先生からお礼の挨拶 12：10　　　　　　　終了

１．校庭の観察（9：40〜10：20）

　校庭にはピンクと白のコスモスの花が秋の日差しをうけてさいていました。ドングリ、クリ、ナシ、ギンナン、リンゴ、ミカン、レモンの実がなっています。各班に分かれた子供達は、葉っぱをちぎって匂いをかいでみたり、コブシの実を見て気持ち悪がったり、小さな花を見みつけたり、ドングリを拾い集めて比べてみたり、葉っぱのうらや、かれ葉の下に虫がいないかさがしたり、自然豊かな校庭で観察を満喫して、沢山の自然を見つけました。

校庭の観察スナップ

1班

2班

3班

4班

5班

６班

7班

8班

9班

＜校庭の植物・虫＞

コブシ

タチバナモドキ

ミカン

レモン

リンゴ

クリ

ナシ

コスモス

タンポポのワタゲ

カタバミ見つけた

ドングリ拾い

シジミチョウ

２．教室で、葉っぱのおえかき（10：45〜11：50）

　葉っぱや花やドングリの実などをダンボールの画用紙にはりつけます。自然の素材を使っての作品で、子供達の自由な発想でお絵かきをします。森の遊び場、水族館、町、ドングリのお庭、ドングリの家、ドングリの海、島や、バス、ウサギ、ゾウ、等の動物や秋をテーマにした、秋を見つけた、秋のジャングル、クリの秋などの作品が出来上がりました。自然素材を貼り合わすのではなく、葉っぱや小枝を立体的に組立たユニークな作品もありました。

作品の発表　

1班

2班

3班

4班

5班

6班

7班

8班

9班

〜感想〜

　超大型台風(26号)は前日までに足早に過ぎ去り、心地よい秋の日差しを受けての観察会でした。運動場周りの樹木はきれいに葉刈りがしてあり、花壇にはコスモスを始め秋の花がさいていています。裏庭の果樹園で樹木がたくさん果実を付けています。校庭からは秋の実りとともに秋の訪れを感じました。
子供達は入学して半年すぎて、学校生活に慣れて元気に飛び回る子供、熱心に話を聞く子供、家庭での甘えが抜けきらない子供など様々でした。新しいものを見つけた事、初めて体験した事、ああ―そうだったんかと納得した事など、全ての子供に共通しているのは嬉しそうな目の輝きでした。言葉では表せない体での表現でした。多目的教室へ行く時に、昨年の児童から「あ、武庫ネイチャーの先生や」と声を掛けられました。自然観察の体験が強く印象に残っていてくれた事を嬉しく思います。
ＭＮＣ指導スタッフの皆様もお疲れになった事でしょうか？それとも子供達から元気なパワーを貰った事でしょうか？　　ご苦労様でした。有難うございました。

＜児童とＭＮＣ指導担当者＞

　１年生（３５名）

１班　４名　井上（昌）、青木 ２班　４名　岡田、筒井 ３班　３名　内木、平山 ４班　４名　水野、高橋（美） ５班　４名　大地、上池

６班　４名　斉藤（志） ７班　４名　八尋、野村 ８班　４名　木下、有田（定） ９班　４名　村上、加藤

総括：軸屋、　記録：永田、　時間管理：坂本

文・写真／永田、編集／平山

担当幹事　軸屋

武庫ネイチャークラブ

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