UP 2013.9.17 HRY
甲山森林公園 2013年9月度 公開観察会(NO.40)
日時:2013.9.15(日) 9:30〜12:30
     天気 曇りのち雨(台風接近)

内容:初秋の花や果実を楽しむ
     自然工作:ヤシャブシの小鳥やフクロウ
来場者:家族連れ等 11組 33名(大人20名、子ども13名)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 26名(男17名、女9名)

本日の内容

 1.観察テーマ
   初秋に実る果実、初秋に咲く花を楽しもう
 2.準備品
   アカメガシワの葉。果実はコブシ、オオバヤシャブシ、ガマズミ、コナラのドングリなど。
   花では、センニンソウ、アレチヌスビトハギ、ミズヒキ、イタドリ、サルスベリ、ツユクサなど
 3.看板の掲示品
  (写真)コブシの果実、ノリウツギの花、オオバヤシャブシの果実、カエデドコロの花、コウノトリの写真
 4.工作
   ヤシャブシで小鳥やフクロウを作ろう
観察コースと主な樹木(秋)

自然工作
(ヤシャブシの小鳥)

◇◇◇観察案内◇◇◇
 天気予報では朝から雨だったので出足は良くなかったが、曇り空のもと、ボツボツと親子連れが訪れてくれました。アカメガシワの葉で花篭を作って、これにいろいろな花や実を入れて楽しく散策しました。みくるま池周辺では、ミツバアケビのまだ青い実や、オオバヤシャブシの大きな果実を見ました。さらに池のほとりや橋の下で、ノリウツギの白い花を観察しました。花を見てアジサイの仲間と納得した様子でした。日頃は他の樹木に埋もれて分かりませんが、花が咲くと、思わぬところにあることが分かります。受付台の顕微鏡ではコナラのドングリに入っているハイイロチョッキリを観察しました。なぜドングリを葉や枝と一緒に落とすかなど、楽しい話で盛り上がりました。

受付・観察


看板はコブシ、オオバヤシャブシの果実、コウノトリなど
 
受付で
 
アカメガシワの花かご

男の子は虫が好き(マウスを乗せる)

お花を摘んで花かごに(1)

お花を摘んで花かごに(2)

<公園の花や果実>


カエデドコロの花

コブシの果実

オオバヤシャブシの果実

ノリウツギの花

<甲山にコウノトリがやって

きました(写真は豊岡で)>
◇◇◇工作(会場:2階事務室)◇◇◇
 台風の影響で天候が心配されたが、開始の10分前、午前9時50分には工作会場の準備が整わないうちに親子が訪問。子供よりもお父さんの方が熱心に取り組まれていた。 9月の工作はヤシャブシの球果を使って小鳥やフクロウのような小動物に挑戦して頂いた。 訪問客は多くは無かったが、その分ゆっくりと楽しんでもらった。今回は輪切りの台を使うのではなく、アベマキの樹皮を細かくカットして使用。自然な感じで良かった。 グルーガンや電動ドライバーが効率良く活躍。しかし正午過ぎから雨となり、観察の中止に伴い工作も午後の部は取りやめ終了した。

盛況の工作室

花かごとヤシャブシと

台座はアベマキの樹皮

父娘
観察も工作も準備万端で当日を迎えましたが、残念ながら雨で午前中のみの活動となりました。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

次回の観察会は10月20日(日)です。(ポスター)

文・写真/溝部・飯盛、編集/平山

武庫ネイチャークラブ

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