UP 2013.7.23 HRY
甲山森林公園 2013年7月度 公開観察会(NO.39)
日時:2013.7.21(日) 9:30〜15:00
     天気 晴れ

内容:夏の公園の樹木・セミの観察
     自然工作:ジージーゼミを作る
来場者:家族連れ等 42組 135名(大人70名、子ども65名)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 30名(男16名、女14名)

本日の内容

 1.観察テーマ
   「セミ」(工作と同じテーマ)
 2.準備品
   セミの標本、セミの抜け殻、セミの羽化の説明文、ヒグラシ・クマゼミ・ニイニイゼミの羽化直後のもの、
   他に甲虫類(タマムシ、キマワリ、コフキコガネヨツスジトラカミキリなど)、顕微鏡(ツユクサ、イソノキの果実など)
 3.看板の掲示品
  (写真)イソノキ、シャシャンボ、カクレミノ、ホルトノキ、セミの写真
 4.工作
   ジージーゼミを作る
観察コースと主な樹木(初夏・夏)

自然工作
(ジージーゼミ)

◇◇◇観察案内◇◇◇
 朝から強い日差しが照りつけ、出足はあまり良くなかったが、11時頃から徐々に親子連れの来園が増えてきた。子供は、ほとんど全員がセミ取りのスタイルで、帽子に網、虫かごを持っており、パネルの写真よりも机の上に並べてあるセミの標本や羽化後のセミを見て、興味深そうに立ち止まる。「セミ取りの前に、セミについて勉強しよう」と呼びかけ、セミの話を始めていく。スタッフも対応に忙しい時間帯があった。

 公園を出て行く子供達の虫かごを見ると、セミはあまり入っている様子はなかったが、工作で作ったジージーゼミを鳴らしながら、楽しそうに帰って行った。また、来園者の中には、「みくるま池」周辺までスタッフと一緒に木陰をゆっくり自然観察する方々もおられ、夏休みに入った最初の日曜日を、それぞれに楽しんでいる様子だった。

受付・観察


今月の看板はセミとイソノキ等
 
受付のセミの標本
 
セミ取りの家族連れも足を止める

セミ取りの前にしっかりお勉強

リョウブの花盛り

みくるま池の観察
◇◇◇工作(会場:2階事務室)◇◇◇
 学校が夏休みに入り初めての日曜日で家族づれの子供達が大変多く来場し、当クラブの工作室も子供達が多く来られてにぎやかにセミを作る事ができました。子供は音が出るもの、動くものに興味があるので熱心に作っていました。なお、次回は9月15日(日)ヤシャブシの果実を使った工作です。またおいでください。

盛況の工作室

ジージーゼミ

スタッフがお手伝い

ジージーと鳴きましたか

セミが取れなかったら子どもはジージーゼミを虫かごに
公園を訪れる親子連れはセミ取りに来ているので、セミをテーマにすれば、こちらを向いてくれると思っていたが、子供を引き付けるには、動くもの、特に昆虫の力の大きいことを改めて実感した。パネルに展示していたカクレミノ、ホルトノキは、受付に近いところにあったので、工作へ行く時、少し遠回りしてでも、案内すればよかったと反省している。

次回の観察会は9月15日(日)です。

文・写真/溝部・橘、編集/平山

武庫ネイチャークラブ

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