UP 2013.6.19 HRY
甲山森林公園 2013年6月度 公開観察会(NO.38)
日時:2013.6.16(日) 9:30〜15:00
天気 晴れ
内容:初夏の公園内の樹木観察
自然工作:小枝でモックン鉛筆を作る
来場者:家族連れ等 50組 143名(大人85名、子ども58名)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 24名(男19名、女5名)
本日の内容
1.準備品 ササ舟の材料、顕微鏡(アジサイ観察)、ヤマモモ、昆虫(ハンミョウ、マイマイガの成虫および幼虫、 その他の毛虫、カナブン) 2.看板の掲示品 (写真)ガクアジサイ アジサイ、テングチョウ、イソノキ、イイギリ 3.工作 小枝でモックン鉛筆を作る |
観察コースと主な樹木
自然工作
(小枝のもっくん鉛筆)
◇◇◇観察案内◇◇◇
出足はあまり良くなかったが、10時30分を過ぎた頃から、急に暑くなった天候を反映するかのように、水遊び道具や昆虫網を持った親子連れが現われ始めた。
ササ舟は結構関心を呼び、水に懸命に舟を浮かべ流れるように工夫する幼児の姿は素晴らしかった。みくるま池の東側を使ったこともあり、スタッフにも往復で良い運動になった?模様。本日はスタッフの知り合いの常連さん(男性)も来られ、1時間を越える観察案内となった。また、観察には行かなかったものの、受付付近で植物についてかなり長時間の質問をされた方やアジサイの花の特徴(花弁とガク)が分かり、大変喜ばれた方もあり、忙しい1日であった。
ハンミョウはかなり名前を知られており(有名?)、毛虫に悲鳴を上げる女性が少なかったことは意外であった。足早に通り過ぎようとする親子連れを引き込むには、顕微鏡や昆虫の力が大きいことを改めて認識した。その意味で後半に登場した紙トンボ(太めの竹ヒゴと牛乳パックのプロペラで構成)も有効であった。
受付で
ササ舟とヤマモモの実 |
ハンミョウ |
毛虫(ガの幼虫) |
園内の案内
ササ舟で遊ぶ父子
観察路の花
ガクアジサイ
アジサイ
アジサイ
イイギリ
イソノキ
◇◇◇工作(会場:2階事務室)◇◇◇
昨日雨が降り今朝もどんより曇っていたので甲山森林公園には来場者が少ないと思っていましたが、だんだんと晴れ間が広がり工作に訪れる人が増え、特に午後から
忙しくなりなりました。又葉っぱに字が書けるのに驚いた人が多く、大変盛況でした。
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工作は2F事務室で |
お母さんと一緒
お父さんと一緒
モックン鉛筆
タラヨウの葉っぱに絵を書きました
受付で“マダニらしき”小さな虫が現れ、まさか? と騒いでいるうちに、Oさんの同定により、マダニと判明しました。危険な種類かどうかは分かりませんが、今後注意が必要と思われます。幸い、誰にも取り付いていなかったようで、1〜2ミリの小さいものでした。
今日は父の日。子どもさんよりも大人の来場者が多かったのが目立ちました。
次回の観察会は7月21日(日)です。
文/沼田・橘、写真/溝部・平山、編集/平山
武庫ネイチャークラブ