UP 2013.5.24 HRY
平成25年度宝塚市立光明小学校2年生自然体験学習支援
校庭の草や虫などの生きものの姿を観察しよう
■日時:2013.5.22(水) 9:00〜12:10
天気 晴れ
■場所:宝塚市立 光明小学校 多目的室・校庭
■目的:何気ない草や虫の活動にも、生きるための工夫がいっぱい、
たくさんの不思議を発見しよう
■対象:2年生35名
担任 遠山雅俊先生
■スタッフ:MNC15名
学校の中にいる生き物を観察しよう。校庭のどんなところでどんな生き物が何をしているのかな。花壇・木の葉っぱの表や裏・草むらの中・石の下・枯れ葉の下など、校庭で遊んでいるときには、気がつかなかったことを今日はたくさん発見してみましょう。
スケジュール
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はじめのご挨拶(9:10〜9:15)
学校の中のいろいろな生き物を見つけよう。知っててもあれ!という発見があるかもしれません。どんな生き物が、どんなことしているか見てみよう。(先生)
1年生の時のことを覚えていますか。校庭でドングリを拾ったり、葉っぱでお絵かきしましたね。半年の間にみんな大きくなりました。今日は校庭で、いままで
知らなかったことや、小さな虫も生きるためにがんばっていることを見てみましょう。(軸屋)
武庫ネイチャーの皆さん、よろしくお願いします |
校庭でどんな生き物がどんなことしているか見てみよう |
事前学習(9:15〜9:45)
校庭の生きもの探しに先立って、「たねのお話」と「虫のお話」をスライドを使って勉強しました。
お花は何のために咲いているのでしょう。お花にはめしべとおしべがあって、おしべの花粉がめしべにつくと実がなって種ができます。おしべとめしべを探してみよう。おしべをさわると花粉が手に付きます。種ができていないか観察してみよう。
草と虫のつながりをよく見てみよう。花にきた虫は何をしているのかな。蜜を吸いますが、花粉を運んでくれます。
葉を見てみよう。葉に卵を産んで、幼虫は葉っぱを食べます。葉っぱと間違えそうな虫、木の枝に似た虫、鳥の糞のような虫、どうしてそんな色や形をしているのかな。アブラムシはテントウムシに食べられてしまいますが、蜜をアリさんにあげる代わりにテントウムシを追い払ってくれます。生きるためにいろいろな工夫をしています。
スライドから抜粋
<たねはどうしてできるのでしょう>
<虫のおはなし>
校庭の草や虫の観察(9:50〜10:50)
校庭に出て、花や草を観察、虫を捕えます。おしべやめしべわかりましたか。種をつけてる草や花がありましたか。どんなところにどんな虫がいたでしょう。石や枯葉の下、木の幹、枝も探してみましょう。
おしべとめしべの観察
カラスのエンドウ
カタバミで10円玉磨き
アブラムシ |
テントウムシのサナギ |
ブロックの下にダンゴ虫が |
草や虫たちの絵描きと校庭の生きもの地図づくり(11:00〜11:50)
観察した草や虫を容器に入れて多目的室に持ち帰り、自分の採取した草木や虫を絵に描いて、どこにあったか校庭地図に貼り付けていきます。各班の作業の様子です。
<出来上がった校庭の生きもの地図>
リレー式で児童一人ひとりから描いた絵について気づいたことや面白かったことをお話していただきました。
・学校にはいろいろな虫がいることがわかりました
・ガの幼虫を掴まえた。
・チョウチョ見つけたけど羽が破れてかわいそうだった
・テントウムシ捕まえられた
MNC実施要領はこちら*
*光明小学校のホームページで紹介されました(こちら)
担当/軸屋、文・写真・編集/平山
武庫ネイチャークラブ