UP 2012.9.20 HRY
甲山森林公園 2012年9月度 公開観察会(NO.32)
日時:2012.9.16(日) 10:00〜15:00
     天気 晴

内容:公園内の樹木観察
     自然工作:タイサンボクの工作
来場者:家族連れ等 35組 119名(大人67名、子ども52名)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 27名(男18名、女9名)

本日の概要

1.観察
 ・公園内の花は、サルスベリ、ノリウツギ、ハギ類、ミズヒキソウ、コヤブタバコ、ヒヨドリジョウゴ、アレチヌスビトハギ等で、それぞれの量は
  少ないものの細かく数えればそれなりの種類数はあるようだ。
 ・受付では、コブシの実(現物)や、 コナラとハイイロチョッキリ(写真)が主な解説事項となった
2.看板に掲示した植物
 アレチヌスビトハギ、センニンソウ、ヒヨドリジョウゴ、コミカンソウ、イタドリ、ヒヨドリバナ、コヤブタバコ、コナラとハイイロチョッキリ、ヤマハギ、
 マルバハギ、ツクシハギ、    
 秋の七草
3.工作
タイサンボクの集合果・葉っぱを使った工作 (ウリボウ・ネズミ・フクロウ・お面)
観察コースと主な樹木

ミニ自然工作
(タイサンボクの工作)

観察案内
 ・3連休の谷間のためか出足は頗る悪く、終了間際にやっと昨年実績に達した。
 ・子どもたちの関心は観察よりも工作に向かい、工作会場へ僅かの道中、ハギなどの解説にとどまることが多かった。親子連れが、子どもは工作、親は観察の例もあり、今後の一つの方策かもしれない。
 ・赤く色づき始めたコブシの実(中身の赤い実と糸の様子、名前の由来)やハイイロチョッキリとコナラのドングリの関係、アレチヌスビトハギのオシベ・メシベの仕組み等が関心・興味・驚嘆の対象となった。中には30分の予定が50分となった熱心な観察者もあった。
観察スナップ

受付

風景

顕微鏡を覗く

ハイイロチョッキリに切り落とされたコナラ

ハイイロチョッキリの卵

マルバハギとツクシハギの説明
 
ツクツクボウシをゲット
<観察路の草木>

ヤマハギ

マルバハギ

ツクシハギ

ヌスビトハギ若実

アレチヌスビトハギ 

イタドリ♀

イタドリ♂

コヤブタバコ

ススキ

センニンソウ 

ヒヨドリジョウゴ

ヒヨドリバナ

コミカンソウ

チャドクガ
工作(会場;2階事務室)
台風の影響で風があり突然の雨も心配なので最初から室内でおこなった。準備完了したが出足が悪く今日は来園者が少ないのかと心配したが昨年を超える来園者数となった。
 昨年と同じテーマだが皆さんいろいろ創作され満足した笑顔で持って帰られた。今回の工作は老若男女皆さんが楽しめたと思った。
 お面はキャラクター(アンパンマン・キティちゃん)が人気で、子ども達が自分で目を書き入れる、色を塗るなど、会員は子どもの年齢を考えて手伝うようにした。自分で作ったお面を嬉しそうに頭につけていた。
 会員もこれからもできるいろいろな動物・昆虫・・自然の生き物を考え、面白いお面作品の新作がたくさんできた。 
今回は3班の会員が作品を入れる紙ケースをたくさん作ってきてくれ、なお一層立派な作品として持って帰っていただけた。毎回作品を入れて帰れる小さな紙箱の用意が必要と感じた。次回のお面工作の時は顔が写せる鏡を用意しょうとの意見が出た
―工作スナップ

タイサンボクの葉のお面

タイサンボクの実の小動物

工作は室内で

材料集め

ねずみを作る

あんぱんまんのお面をつけてハイ・ピース
 
お面にはしゃぐ子どもたち

次回の観察会は10月21日(日)です

文/沼田・木下(元)、写真/今西、編集/平山

武庫ネイチャークラブ

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