UP 2012.5.24 HRY
甲山森林公園 2012年5月度 公開観察会(NO.29)
内容:公園内の樹木観察
     自然工作:草花のしおりを作る
来場者:家族連れ等 40組 139名(大人62名、子ども77名)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 34名(男20名、女14名)
概況:
1.樹木・草花観察案内、小鳥の巣箱の観察(一部)
この時期は、樹木については春の花が終わり結実に向い、夏の花が蕾を膨らます変わり目に当たります。僅かにカナメモチ、アオハダ、ニセアカシア(ハリエンジュ)、クスノキなどが開花し、草本についてもニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、ニガナ、コナスビ、オニタビラコなどが花を見せてくれるだけです。
約300人の西宮市のキッズのイベントと重なったこともあり、近場で来場者の要望に沿った樹木・草花の観察・説明を通じて自然に親しんでもらうことを目指しました。
2.看板に掲示した植物
モミ(実生の芽生え)、カマツカ、イロハモミジ、ツリガネカズラ、ヤマボウシ、ヤマモモ
オオバヤシャブシ、 ヤマウルシ
3.工作
野草の押し花を使ったしおり作り (台紙は牛乳パックを活用)
観察コースと主な樹木

ミニ自然工作
(草花のしおり)

1. 観察案内
 案内板に貼ってある花の写真に興味のある人、実体顕微鏡の花の美しさに関心を持たれた人など様々ですが、特にモミの木の実生には多くの方が(中には受付での誘導の効果もありましたが・・・)関心を持たれ、観察を希望されました!
また、特筆すべきは、3家族12人のグループ(大人5人、幼児子供7人の大集団)の子供たちの好奇心溢れる観察姿勢です。関心を持ったことに対して飽く無き探究心を見せてコゲラの巣?も発見、質問攻めに会った当方のリーダーもタジタジ!(将来の農学博士?)
観察コースを限定しなかったので、観察案内に1時間以上も説明した人や、帰り道が分からないので道案内を兼ねた観察もありました。いずれの来場者も大いに満足されたようです。
観察スナップ

@ポスターに惹かれて

 A顕微鏡で○○を覗くお父さん、僕にも早く見せて!

B大家族の観察案内

C観察にご満悦!
 
Dこれなあに?タイサンボク?

E鳥の巣、何が出てくるのかな? 
<観察路の生物>

Fアオハダ雄花

Gカサスゲ

Hコナスビ

Iジシバリ
 
Jツリガネカズラ

Kヌカススキ

Lハナニガナ

Mモチツツジ

Nモミの実生

Oモミたね

Pキアシナガバチ

Qナナホシテントウムシ
2.工作
 朝の出だしは遅かったですが、途中から親子連れがたくさん来られ皆さん楽しまれました。特に4,5歳の子供さんの選ばれた草花のセンスがザンシン的で、担当者も楽しませていただきました。午後、西宮市のキッズの活動の終わりとともに親子参加が多くなり、待っていただくほどで、皆さん楽しんでいただけたと思います。
3班の工作担当も一丸となって対応しました。125枚の押し花用紙が使われました。
毎年、春の草花を使ってのしおりは準備が大変ですが、よい工作行事として自信を持ちました。
―工作スナップ

R一時は行列ができるほどでした
 
S私の押し花可愛いでしょ!ご家族で

次回の観察会は6月17日(日)です

文/沼田(木下(元)・肥塚)、写真/今西・笠間、編集/平山

武庫ネイチャークラブ

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