UP 2011.6.21 HRY
甲山森林公園 2011年6月度 公開観察会(NO.22)
甲山森林公園 小さな自然観察会 |
〜ご一緒に園内の自然観察に行きましょう〜
<梅雨空の甲山とみくるま池> |
日時:平成23年(2011年) 6月19日(日)
10:00〜15:00 天気:小雨のち曇
場所:県立甲山森林公園
内容:自然観察&ミニ自然工作
来場者:家族連れ等 22組 50名(大人 36名、子ども14名)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 27名
内容
樹木の観察受付の所でアジサイ、ガクアジサイの説明、実体顕微鏡を用いてアジサイの装飾花の観察、並びに案内板に貼ってある写真(アジサイ、ガクアジサイ、タイサンボク、タチバナモドキ、クリ、オオバヤシャブシの説明。現地へ行って花や樹木・果実の観察。工作の作品はピーナツを使って動物工作
観察路と主な樹木
ミニ自然工作
ピーナッツの動物
昨夜来からの雨も上がり、梅雨独特の曇り空でしたので、会場設営は受付机と案内板を何時もの所に設営し、工作場所は事務所の二階会議室にしました。今にも降り出しそうな空模様で、公園への来場者がなかなか来なくて、10時25分頃にレピータの田中さんが最初のゲストでした。その後、時間の経過とともに三々五々と来場者が増えてきましたが、来場者数は前回の半数以下で幼児を連れた親子と大人が多く、小学生の参加者が少なかった観察会でした。
観察
行事に先立って、児玉専任幹事から「アジサイ」「ガクアジサイ」の詳しい講義と質疑応答が有り、現地へ出かけて再確認も行いました。
小さな観察会に興味を持って頂く方法として、受付デスクにはアジサイ、ガクアジサイ、ヤマモモの実や、ピーナツで作った動物の工作見本を置き、実体顕微鏡にはアジサイの花をセットして、詳しく見て頂きました。
樹木観察では6月のこの時期は花が少なく、観察のポイントが捉えにくい時期ですが、アジサイ、ガクアジサイを中心に観察をして頂き、新緑に包まれた公園内の観察を楽しまれました。
ポスターにはアジサイ、タイサンボク、クリなど |
アジサイの説明に聞き入る |
アジサイの花を顕微鏡で観察する |
ヤマボウシの観察
ワンちゃんも一緒に
<観察路の花>
クリックで拡大します
アジサイ |
ガクアジサイ |
アジサイの花 |
装飾花の花 |
リョウブ |
ヤマモモの実
ヤマモモの新芽
クリの花
タイサンボク
タチバナモドキ
工作
三橋専任幹事から、6月2日の工作会での要領に従って、会場設営するように指示が有りました。工作だけをしたいゲストには、受付場所から工作会場へ案内をしました。ピーナツで動物を作る工作でしたので、前回に比べて、精密で作品の制作時間が長くかかっていました。親子づれが家庭で子供と工作をしているようで、童心に帰って、工作作りに取り組んでいる姿を見ていると指導者も大いに満足している様子でした。
本日の工作は室内で |
真剣なまなざしで |
独創的な作品です |
ご姉妹で(レピーターのTさん)
今日は父の日です
まとめ
1. 来場者は従来に比べ少なく、従来の4割強(50名)、特に小学生の来場者は午前中は0、午後は6名で、幼児(10名)よりも少なかった。また、西宮市の人が大多数であった。これは、梅雨時の時節と、休日の高速料金が千円の最後の日の影響かも知れません。 2. 小さな観察会が雨に会わず終了できた事や、参加メンバーの会場設営、終了後の片付け・掃除等の行動がテキパキしていて、気持ちが良い観察会でした。 3. 若葉マークの幹事でしたが、皆様のご協力で、無事終了しました。有難うございました。
次回の観察会は7月17日(日)です。
文/永田、写真/石井・永田、編集/平山
武庫ネイチャークラブ