UP 2010.10.25 HRY
甲山森林公園 2010年10月度 公開観察会(NO.17)
甲山森林公園 小さな自然観察会

ご一緒に園内の自然観察に行きましょう


秋のみくるま池と甲山( 2010.10.24)
日時:平成22年(2010年) 10月24日(日)
     9:00〜15:00  天気:曇のち一時雨
場所:県立甲山森林公園
内容:みくるま池周辺の自然観察
     &ミニ自然工作(ヤシャブシ工作)
来場者:家族連れ等 93名(28組)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 19名
+講座生9名
本日は朝から曇です。午後から雨の予報で、すばやく退避できるように事務所に近い広場の入口付近に受付けと工作机を配置。呼び込みは木下(晃)さんにベテランの山田さん岡田さんが加わり、受付は木下(元)さんと、いつもと布陣が違います。行楽シーズンを迎え、甲山には家族連れのほか、ボーイスカウト、シニア、小学生の遠足などの団体の来場者が多いです。
今日の受付の顕微鏡は、キリの種子です。一つの実に数万の種子をもち、風とともに広く散布し子孫を増やします。関心を示したお父さん、これは何だと持ってきた白い泡のような塊。顕微鏡でのぞくとハチの巣のような穴がいっぱい、ウンカの巣のようでした。
観察希望は4組でしたが、皆さん熱心で、ほとんどが1時間以上に渡り、コース外へも。リピーターの中には植物を同定して欲しいと持ち込む方もありました。
ヤシャブシの工作は幼児からグランドシニアまで広く人気を集め、見本の小鳥にない動物や、中にはアートを創る子どもさんもありました。ヤシャブシを知らない親子が多いですね。ほとんどの人はマツボックリとこたえる。スタッフの皆さんは、工作を指導しながら自然のことをお話してあげてください。
またシニア自然大学から講座生9名が教育実習にやってきました。児玉さんの案内でコースの植物観察と工作実習に勤しみ、自信を得た方には入場者の工作指導をお願いしました。午後から小雨がぱらつき、予定通り事務所へ避難。引きもきらないお客さんには、室内で工作を楽しんでいただきました。
観察コースと主な樹木

ミニ自然工作


ヤシャブシの小鳥
観察スナップ

受付で、観察を希望する若夫婦

キリの種子を観察

観察風景(講座生)
<観察路の植物>

コミカンソウ(トウダイグサ科)

コミカンソウ拡大

ヤクシソウ(キク科)

イヌタデ(タデ科)

タチバナモドキ(バラ科)

ホルトノキ(ホルトノキ科)

イイギリ(イイギリ科)

ツクシハギ(マメ科)
―工作スナップ
ヤシャブシの小動物

事務所前広場入口に展開

本日の材料

老いも?(同窓会で)

若きも(子ども達)

講座生も(事務所で)
<独創的な作品も>

小鳥

小鳥の巣

カッパ?イノシシ?

創作アート

講座生と児玉講師
講座生教育実習の感想から
  お近くにお住まいの方が多いようです。
    ・甲山には慣れ親しんではいるが、観察という目で見たのは初めてで、植生が豊かで来場者が多いことにびっくりした。
    ・公園が綺麗で、紅葉の季節にはまた来たい。
    ・今日の収穫はアベマキとクヌギの違いが分かったこと。
    ・木の名前の由来を知ると覚えやすいことが分かった。
    ・お母さんと娘さんの工作に携わり、できるだけ自分で作ってもらうようにした結果、大変感謝されました。いい勉強になりました。

   

次回の観察会は11月21日(日)です

写真・編集/平山

武庫ネイチャークラブ

トップへ戻る

inserted by FC2 system