UP 2009.11.23 HRY
甲山森林公園 公開観察会(10)
甲山森林公園 小さな自然観察会 |
〜ご一緒に園内の自然観察に行きましょう〜
晩秋のみくるま池と甲山( 2009.11.22) |
日時:平成21年(2009年) 11月22日(日)
10:00〜14:00 天気:曇のち雨
場所:県立甲山森林公園
内容:正門〜南門、みくるま池周辺の自然観察
&ミニ自然工作(ヤシャブシの小鳥)
来場者:家族連れ等 71名(24組)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 26名
講座生6名
甲山も色づき始めた11月後半の3連休の中日ですが、うすら寒いお天気で予報は午後から雨です。お客さんを待つスタッフもストーブかカイロが欲しい陽気です。ボーイスカート団体が予定されていましたがキャンセルとなりました。それでも家族連れがぼちぼち散策に訪れました。入場者は71名(24組)でしたが色づき始めた公園を案内し、ヤシャブシの小鳥さんなど、自然工作を楽しんでいただきました。シニア自然大学校の講座生の教育実習も受入れ、6名の方々にもお手伝いいただきました。やはり午後2時過ぎには雨が降り出し、早々に撤収にかかりました。
観察コースと主な樹木
ミニ自然工作
受付の人気者はアンモナイト?
受付に登場した顕微鏡。今日の目玉は、先月同様のヤブにあるつる性の植物で「アオツヅラフジ」。葉はヤマイモに似て、実はぶどうと見まごう。実の中にある1個の種子を顕微鏡で覗くとご覧のようにアンモナイトのような螺旋模様がある。ふしぎですねえ。
入場する家族連れに観察の案内を
アンモナイト?がみえる
アオツヅラフジ
観察コースは、みくるま池を巡るロングコースと正門から南入口をまわるショートコースがありますが、子ども連れはショートコースが多いです。正門付近にはコブシ、ミツマタ、サルスベリが、南入口付近には、ハゼノキ、ヌルデ、コウヨウザン、モミなどがあります。みくるま池周辺のイロハモミジ、オオモミジは紅葉が見ごろです。広場では赤い実をつけたイイギリが印象的でした。
講座生と合同で下見・研修 みくるま池で
ホルトノキ
みどり橋で
観察路で
ミツマタ
コウヨウザン
ヤブツバキ
ヌルデ
トベラ
イロハモミジ
エンコウカエデ
ホルトノキ
クロガネモチ
イイギリ
工作スナップ
本日のミニ自然工作はヤシャブシとドングリの小鳥です。ヤシャブシ、マテバシイ、スダジイ、アベマキの殻斗、ナンキンハゼの実、小枝などをベースに動眼、口ばし、尻尾をボンドでつければ完成。かわいいと、喜んで持ち帰る子どもたちの笑顔に苦労も報われます。
盛況の工作
材料一式
目玉(動眼)と口ばしをつける
アベマキの殻斗にナンキンハゼの卵
上手にできました
講座生は
講座生には、ベテランガイドについてお客さんと一緒に観察したり、工作のお手伝いをお願いしました。感想はいかがだったでしょうか。周到な準備できちんとできている、工作材料集めが大変ですね、植物は苦手でとてもお客さんの相手はできそうもない、工作を教えていただいて有難かったなど、好意的な感想をいただきました。よろしかったらどうぞご入会ください。歓迎します。
6人の講座生が教育実習に |
次回の観察会は3月21日(日)です。
写真・編集/平山
武庫ネイチャークラブ