UP 2009.10.19 HRY
甲山森林公園定例観察会(9)
甲山森林公園 小さな自然観察会

ご一緒に園内の自然観察に行きましょう


秋のみくるま池と甲山(2009.10.18)
日時:平成21年(2009年) 10月18日(日)
     10:00〜14:30  天気:晴
場所:県立 甲山森林公園
内容:正門〜南門、みくるま池周辺の自然観察
     &ミニ自然工作(クリボウ)
来場者:家族連れ等 109名(38組)
スタッフ:武庫ネイチャークラブ 29名
       講座生6名
10月8日研修会は台風18号のため中止となってしまったので、本日はぶっつけ本番の観察会となりました。好天に恵まれてまずまずの出足です。折りしも野鳥木彫展があり、いつもの会議室が使えない、作業机が少ないなど不便がありましたが、100名を越える入場者に自然を案内し、自然工作を楽しんでいただきました。前回の反省から、受付と工作場所を少し離したため、自然観察する人が増えたことは喜ばしいことです。また今回からシニア自然大学校の講座生の教育実習を受入れることとなり、6名の方々にもお手伝いいただきました。
観察コースと主な樹木

ミニ自然工作

受付の人気者はアンモナイト?

受付に登場した顕微鏡。今日の目玉は、ヤブにあるつる性の植物で「アオツヅラフジ」。葉はヤマイモに似て、実はぶどうと見まごう。実の中にある1個の種子を顕微鏡で覗くとご覧のようにアンモナイトのような螺旋模様がある。ふしぎですねえ。

続々と入場する家族連れ

アンモナイト?がみえる

アオツヅラフジ
観察スナップ
観察コースは、みくるま池を巡るロングコースと正門から南入口をまわるショートコースがありますが、子ども連れはショートコースが多いです。正門付近にはコブシ、ミツマタ、サルスベリが、南入口付近には、ハゼノキ、ヌルデ、コウヨウザン、モミなどがあります。広場では赤い実をつけたイイギリが印象的でした。

講座生と合同で下見・研修

子ども達はドングリ拾い

正門ミツマタを案内

コブシ

ミツマタ

ハゼノキ

コウヨウザン

ホルトノキ

イイギリ
工作スナップ
本日のミニ自然工作はドングリのくり坊です。アベマキ、クヌギ、マテバシイのドングリに殻斗の帽子、動眼と鼻、口をボンドでつければ完成。トトロやあんぱんまんもあります。会員が苦労して拾い集めたドングリも終了間際にはずんぶん減りました。かわいいと、喜んで持ち帰る子どもたちの笑顔に苦労も報われます。

盛況の工作

アベマキ、クヌギ、マテバシイのドングリ

殻斗

目玉(動眼)と口をつける

クリボウの完成

あんぱんまんもあります
講座生は
講座生にも、お客さんと一緒に観察したり、工作のお手伝いをお願いしました。感想はいかがだったでしょうか。一人ひとりにお伺いしました。好意的な感想の中で、シニアで勉強した難しい用語、たとえば”蒸散”が飛び出してきて、相手に通じたかな?など少し気になるところがありました、との指摘がありました。相手のレベルに応じて分かりやすく説明することはなかなか難しいですね。来年よろしかったらどうぞご入会ください、お待ちしています。

6人の講座生を囲んで

次回の観察会は11月15日(日)です

写真・編集/平山

武庫ネイチャークラブ

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